2013年 09月 29日
山田 和
29日までなので9時の開館めがけ高速で向かった・・・
山田和さんは東京、名古屋、大阪などで個展を開き全国的に知られている。
「平成式彩色土偶」が出展されているので「抹茶腕」とともにどうしても観たかった!
志野、黄瀬戸、織部、伊賀の抹茶腕、水差し、花器、向付、土偶、大皿・・・・
62点の作品が展示されていた。
どれも素晴らしい!!感激!特に「赫釉織部茶碗」には目が釘付けされた・・・
朝一番なので観客は誰もいない・・・当然撮影禁止だがこっそり写したくてたまらない・・
あ~ぁダメダメ・・心が動く。
一階の作品展示販売所に山田さんの作品が売っていた。
「赫釉織部茶碗」33万円・・「黒織部茶碗」これも30万クラス・・
ぐい呑み3万5千円、湯のみ2万5千円・・
珈琲腕「税込み2万6千250円」これなら買えるかも?安い!食指が動く。
コーヒーカップ一個が「安い」というのは山田さんの作品群のなかの価格帯のなかで
いちばん「安い」と言う意味で一般的に考えて安いわけがない。
でもでも・・・「売約済み」のシールが貼ってあった。そうしたらショップの女性が
山田さんに電話をかけて在庫がないか確かめてくれた。
しばらくするとご本人の山田さんが手に何かを持って現れた!ひよっとして・・・
残念・・・。黄瀬戸の珈琲腕だった・・・
「赫釉のカップは1個残っているけど出来が良くないので・・」と言われた。
縁がなかったとあきらめた・・・・
店に戻って忘れないうちにスケッチした。そのうち手に入るやろ・・・
山田さんが展示してある自分の作品を手にするとき、ぞうさもなく触れてひょいと持ち上げた
のが印象的だった。
by fujihidecyan
| 2013-09-29 08:00
| 人間
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